相対評価 [モータースポーツ]
去年、100点だったマシンは赤い馬F2004。今年の4戦まではフランスチームR25。F1はマシン開発において日進月歩、よくなる可能性は無限大。もちろんコストに比例する。前回のバルセロナ・・・というよりはその前のイモラから、「100」点カーは銀の矢MP4-20になっていた。これで、R25は80点くらいのマシンということになってしまう。これを相対評価という言葉が正しいのかどうかはわからないが・・・
美しすぎる景観とは裏腹に、美しいF1マシンにとっては最も過酷なサーキットの一つ。究極のストップ・アンド・ゴーのレイアウトでは「タイヤが1セットしか使えない」今年のルールが演出をする。これまで100点だったR25の素晴らしい加速性能は、実際には「タイヤを使うトラクション」だったわけで、極めて遅い速度からの加速が続くモンテカルロでは「酷使」するほうに、裏目に出た、といえる。加えて、バルセロナで見せ付けられたMP4-20との「速さの差」に翻弄され、柔らかいタイヤをチョイスしたのも敗因である。片やバイエルンチームのFW27は最もタイヤに「厳しい」とされ、自身もそれを承知の上で硬いタイヤを選び、見事2位、3位を獲得した。
MP4-20が絶対的な速さを見せつつあるが、その相対図を崩せるのは果たして誰か?次はニュルブルクリンク。Mシューが来るかも?
おっと、忘れてはいけませんね、赤丸ラッキーチームが帰って来ます。
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