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ナンセルとマニーニ! [モータースポーツ]

この間違いに気づく人は相当ツウではないか?
時は1988年7月。F1イギリスGP放送中の出来事である。当時の実況中継を担当していたアナウンサーは、二人の余りにも激しいバトルを二人の名前を連呼しながら、伝えていた。2人は、いまではほとんど見られなくなった、交互に進路を変える走りを各コーナーで見せていた。上位であるが、トップ争いではない。「マンセルとナニーニ!マンセルとナニーニ!マンセルとナニーニ!・・・」何回か繰り返したあと、改修前のシルバーストン(イギリスGPの開催コース)で唯一の低速コーナーに差し掛かったとき「ナンセルとマニーニ!・・・・」。
アナウンサーも冷静さを失う、スポーツの実況。その速度が、時速300㌔を超えるとなると、尋常ではない。そんなバトルも少なくなったこのごろのモータースポーツ。安全もいいけど、リスキーなところがスポーツの魅力。ルールを作るほうも考えて欲しいものだ。

ナイジェル・マンセル(Nigel Mansell/イギリス)1992年F1ワールドチャンピオン。日本では1980年台のウイリアムズ・ホンダでの活躍が有名。1988年は所属チームのウイリアムズがホンダエンジンを失い、非力なJUDDエンジンで苦労。翌年はフェラーリへ。1991年古巣に戻り、翌年チャンピオン獲得。

アレッサンドロ・ナニーニ(Alessandro Nannini/イタリア)1988年はトップチームへの階段を着実に上り始めた、ベネトン(現ルノー)へ抜擢され活躍。1990年、翌年からのフェラーリドライバーのオファーを断った直後、ヘリコプター事故で右腕切断。奇跡的に縫合したものの、F1からは引退。その後ツーリングカーでレース復帰。イタリアでは大手のナニーニ製菓を経営。最近日本にカフェができたらしい。


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コメント 2

mm

リンクの貼り方わかんねぇ。
1991年チャンピオン獲得ってマンセル?そうだっけ?

ダニエル・ペドロサ!ペドロサ・・・ペドロ・デ・ラ・ロサってのもありましたね。
by mm (2004-12-01 20:51) 

mm

修正されましたね。
by mm (2004-12-09 15:40) 

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